<講演会記録>平成20年度上伊那幼年教育研究会(平成20年5月31日開催)

演題「親子で盛り上がる レッツ・ゴー!カウンセリング」 〜子育てには日にち薬が効く〜

*「幼年教育解放・特別号・2008冬」(上伊那幼年教育研究会)より抜粋

   【かばいあって わかりあって】

人はだれだって、持ち合わせの中で努力している。

羽振りよく見えるあの人も、家庭はうまくいってないかもしれない。

主任になったあの人も、主任になったばかりに、パソコンしなっくちゃならなくなって困っているかもしれない。

努力と成果は必ずしも一致しない。

学力があるか、成績がいいかは、その子の部分なの。

それをその子の全体にしていいか?決めつけていいか?

努力しているかどうかは、本人にしかわからない。

学力で決めつけるようなことをしてきて、20歳過ぎて

「勉強だけが人生じゃないわよ」と言っても遅い。

人はいろいろな使命をもって、この世に生まれてきた。

  よく見れば なずな花咲く 垣根かな (芭蕉)

よく見ないとわからない。

ぐずぐずしてたけど、そのぐずぐずがその子を救っていたのだなと、

その子を失ってみて初めてわかる。

青い光は青、黄色い光は黄、それぞれ光っている。

全部赤にしようとしたって馴染まない人がいる。

だから、かばいあって、わかりあって、生きていく。

(中略)

【甘えてもいいんだよ】

あの子に、あの人に、甘えられますか?

信じる勇気がないと甘えられない。

家に帰って素直になれますか?

甘えられる、素直になれるということは命に関わること・

深くわかりあうために人は喧嘩をする。

あきらめると冷たい関係になる。

この子の担任という偶然を、かかわることで必然にする。

そして、偶然を学びに変えて必然とするのです。

 

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